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僕にできること全て
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作詞 最初で最期の投稿者 |
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僕は、もうじき死ぬ。
特発性心筋症拡張型という病気で、完治は今の医学ではありえない。
5年前にこの病気を告知されてから、僕はずっとこの病気と闘ってきた。
そして今年の1月に医師から後余命半年と言う宣告を受けた。
僕は高校の卒業式が終わった今日の夜、入院する。
でも多分、もう戻ってこれないと思う。
僕にはもう、残された時間がないから。
僕が死んだらきっと、家族が悲しんでくれるでしょう。
僕が死んだらきっと、恋人が悲しんでくれるでしょう。
僕が死んだらきっと、誰かが悲しんでくれるでしょう。
でも
いつかは忘れ去られてしまう。
死ぬ事なんか恐くない。
でも、僕がここにいたこと。
たしかに、僕が僕として人生を歩んでいたこと。
それだけは、、忘れないで欲しい。
お願いします。
僕を、忘れないで。
忘れられることが怖いんだ。
こんな僕の戯言を、最期まで聞いてくれてありがとうございました。
世界がもっと、ほんのちょっとでも良いから、平和になれたら。
2007年3月19日 僕の数えられる、きっと最期の誕生日。
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