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星のちから
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作詞 dnalocin |
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ふと空を見上げる 久し振りに星を見る
黒いフィルターがかかっただけのような 空に
場違いに浮き上がっている いくつかの星を見た
改めて星の輝きを知った気がした
綺麗事なんか知らなくて 悪知恵なんか必要なくて
ただのチリとガスの塊が この世で一番美しく思えた
いつか彼らも寿命が尽きて 爆発したのち見えなくなる
それはとても小規模で 膨大な宇宙の中ではどうでもいいこと
小さすぎて悲しくなった 自分が小さすぎて怒りに燃えた
人間というものがこんなにも汚いものだったとは
そう言う自分も人間だということを 思い出し 再び怒りに燃える
私は何に怒っているのだろうか
そろそろ眠くなったので 家の中へ入ろう
今夜はとても冷えるせいか 無意識に身震いをしていた
星たちよ おやすみ
また明晩に 会おうね
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