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空白の未来
作詞 裕葉
先生から渡された一枚の紙切れに
僕は未来を描かなければならないらしい
いつも提出期限は守ってきた僕だけど
こればっかりは無理かもしれない
だって
やりたいことが見つからない
どこに行きたいとか希望もない

できることなら
ずっとこのクラスのままで
仲の良いやつらとバカやって
そんな風に過ごしていたい

現実逃避ってこういうこと言うんだな
なんて ちょっと他人事みたいに感じた

時間は無情にも淡々と過ぎていく
周りがちゃくちゃくと提出するなかで
僕だけが白紙の未来を持っていた
みんな輪郭のある未来を描いているのに
下書きさえ僕は出来ていない

悲しかった
それがどこから来る悲しみなのか
周りに置いてけぼりにされたからなのか
夢がないとはっきりと示されたからなのか
もうどうでもよくなって
紙ヒコーキとなった未来を飛ばした
透き通った青空に白が浮かぶ

僕の気持ちなんか全然知らない空は
本当に雲ひとつない晴天だった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 空白の未来
公開日 2007/03/19
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 学校生活
コメント 進路を決めるときはけっこう悩んだので、それが上手く表現できてたらいいです。
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