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HERO
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作詞 ドクチル |
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ガキの頃から心が狭くて自分を表現できない
人見知りと呼ばれても一向に構わないけど
誰か一人裏切りたくない人がそこにはいた
懐かしい公園の方角に足を向かわせて
ギシギシと年季の入ったブランコへと
スーツ姿の自分が情けなくて妙に涙が出る
あの時の自分の無力さに悔し涙がポロリ
どうにかあの日自分を表現できたならば
ヒーローとは言わないけど涙は無かったろう
確固たる僕の胸の内の心境をこの空へと
放てたら僕の体は軽くなり浮いてしまう
そんな先入観が体から離れずにいるんだ
寂しさっていう日常に溢れているような
感情だけが募って戦闘不能の隊員
無二の親友だった僕らなんだけどさ
君はガキ大将で僕にも威厳を出した
それが嬉しくてお前の後ろへ着いた
あの時だけその威厳を恨み恨んだ
内蔵全てに入り込んだ空気とは
少し違う悪魔のような気体が
僕の血管まで巡り回っている
だけどそれでは何も変わらないと胸に
一つの誓いを立て僕は立ち上がるんだ
着慣れたスーツをゴミ箱へと放って
Tシャツ一枚ジーパン一丁の
ラフな格好であいつがいる公園へと
そして誓う俺は 必ずヒーローになる
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