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fine
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作詞 坂本伊都美 |
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「どこに行くの?こんな雨なのに 濡れてしまうよ」
優しい声を わたしは信じていいのでしょうか
降り続く雨 静寂の街 吹きぬける風
誰も私に気付いてくれる人はいなくて
誰もいない街に 叫び声だけが 響いていた
「どこに行くの?こんな雨なのに」
話しかけてほしかった あたたかい言葉で
私の痛みにそっと気付いて 優しく励ましてほしかった
自分にそんな価値があるのかと 問いながらも・・・
激しさを増すばかりの雨 暗闇の街
誰も私に気付いてくれる人はいなくて
誰もいない部屋に 涙の音だけが 響いていた
話しかけてほしかった 私の痛みにそっと気付いて
あたたかく 受け止めてほしかった
「あなたにはそれだけの価値があるわ」と
傘を差し伸べてほしかった
ありのままで愛してほしかった 生まれてきてよかったと唄いたい
明るい未来がわたしにあるなら 今すぐ飛んで行きたいと思っていた
たった一言で幸せになれる それだけの価値が わたしにはある
雨上がりの街 誰もいない街に 2つの影が揺れていた
そこにあるのは 瑞々しくて あたたかい心だった
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