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観葉植物
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作詞 ベッドタウン |
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誰にも似てない自分でありたいな って
思いながらも マニュアルは手放せない
唯一無二の自分でありたいな って
思いながらも 流行は見逃せない
テレビの中じゃ都合の良いドラマ
どうせまたハッピーエンドと知りながらも観てる
誰かの為に なんて思う僕だけど
毎度助けられてる立場は否めない
振り回されない自分でありたいな って
振り回される前に 予定に雁字搦め
窓辺に置いた観葉植物は
真似もせず 縛られもせず 実に羨ましいな
なあ 慌ただしい毎日をお前は笑ってんだろ
観葉植物は風に吹かれて ゆらゆら 知らん顔
「誰にも似てない自分でありたい だって?
君は誰なんだい? 他でもない君だろう?」
いや、まあ、そうだけど それだけじゃ頼りなくて
もっと確かなものを求める そんな自分なんだよ
なんて自問自答くり返し 果たして得るものもなく
何気にいつも通りだ これって紛れもない自分だな
なあ こんな結論も最初からお前は知っていたんだろ
やけに誇らしげな観葉植物に水を注いでやる
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