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言葉にできないありったけの気持ちを込めてあなたに捧ぐ
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作詞 はんぷー |
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寒いと自然に涙がこぼれる
悲しいわけじゃないから心配しなくてもいいのに
それでもあなたは優しく私を抱きしめる
泣いていいよ、とあなたは呟く
悲しいわけじゃないのに
私は自然と泣いてしまう
愛してる、とあなたは言う
すきと愛してるの違いが分からない私は
ありがとう、とあなたに言う
そうするとあなたは私を強く抱きしめる
息ができないほど強く抱きしめる
それでもあなたは優しいから
私が苦しい、と言うとすぐに力を弱める
あなたと並んで歩くとき
私たちは手を繋がない
腕も組まない
二人とも両手をポケットに突っ込んでいる
けれどあなたは必ず車道側を歩く
道を渡るときは必ず私の背中を押してくれる
あなたはいつも私を想ってくれる
どんなときだって優しい目を私に向ける
あなたのそばにいると私は幸福で満たされる
私はそれがときどき不安になる
もしあなたがいなくなってしまったら
私を幸福で満たしてくれる人がいなくなるかもしれない
私を優しく、ときには強く抱きしめてくれる人がいなくなるかもしれない
けれどそんな不安もあなたは一瞬で吹き飛ばす
台風が去った後のように私の心は穏やかになる
あなたを好きになって良かった
心からそう思える
こんなことを思ったのは生まれて初めてだ
あなたがいるから私はいつも穏やかでいられる
ありがとう
言葉にできないありったけの気持ちを込めてあなたに捧ぐ
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