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荷物
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作詞 涼介 |
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重かった荷物が
幾つか地面に落ちる
誰かが拾ってくれるのを
ただ、待ってる
「好きです」と
伝えたあの日
少しだけ 胸が軽くなった
その代わりに
あなたの胸は 少しだけ重くなった
「俺も」と
伝えたあの日
少しだけ 胸が痛くなった
その代わりに
あいつの胸は 少しだけ傷が癒えた
手を自分から繋いだとき
少しだけ 笑顔になれた
その代わりに
あなたは しゃくりあげそうになった
無理をするなら
無理をするなら
頷かないでいて
あたしの荷物を 拾わないでいて
あなたは荷物を置いていった
振り向きもせずに
あたしの荷物は重すぎた
誰も拾ってくれなかった
いつか拾ってくれるだろうか
あたしの荷物 あたしの気持ち
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