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A litle time
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作詞 ☆星の彼方☆ |
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一瞬 ほわあっと出た白い息
音なんてするはずもなく 冬の景色に溶けた
がらんどうの 夕日差し込む
蜜柑色の廊下
ざわめき消えた なんだか広く見える
落書きだらけの教室
いつもなら聞こえないチャイム
うるさいほど 強く響いた
こんなに当たり前なもの
見慣れた光景
何故か 切なく愛しくて
ゆっくりと眼を閉じた
先生のうざったい説教
つまんない冗談
聞き飽きた口癖
一つ一つが 輝いて大切に思えた
黒板には 誰かが書いた意味不明の絵
喧嘩でボコボコになった 本棚
はみ出しまくってる みんなの机
一つ一つ 口に出す度
皆の笑い声が 何度も響いた
全部
全部
想い出になんて したくなくて
もう少し
このままで
そう
強く
強く
願った
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