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ただ君に
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作詞 時香 |
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長い長い階段の真ん中で
1人立ち止まって 夕日を見ていたね
いつもそばで見てきた 君のその横顔が
儚くて 胸が痛んだんだ
今まで忘れたように 隠してきた想いが
その横顔を見た瞬間に 溢れ出してきたんだ
君はいつか僕の隣からいなくなるよ
この想いが 僕の心を乱していくんだ
君が好きだよ
あの日からずっと これからも
君だけを想って 僕は歩いてる
君が好きだよ
もし僕に勇気があったとしたら
きっと君に 伝えられるんだろう
小さな部屋で1人仕事をしていた
頑張る君の姿が とても眩しくて
邪魔だけはしたくない それでも隣にいたい
どうしてこんなに 好きなんだろう
本当は気付いてる 叶うわけがないのさ
君にとっての僕は友達 十分だよ
なんて幸せだろうと 分かっているのに
それでも僕は望んでしまう 君のトナリを
君が好きだよ
僕の想いにはどうか気付かないで
君を失くすのは とても怖いから
君が好きだよ
残酷なほどに笑う君の事を ただ 見ているだけだけど
君が知ることのない僕のこの想いを
抱きしめたまま 静かに 時は過ぎるよ
こんなに君を好きになると知らないで
過ごした時が 今でも ただ眩しくて
長い長い僕等の旅が終わるよ
もうすぐ 全ての時が 想い出に変わるのに
「これで最後だね」と笑う君を見つめて
泣きたくて 笑っていたんだ
君はきっと僕のこと 忘れてしまうんだろう
そして僕の知らない誰かと 恋をするんだろう
寂しくて辛いよ 胸が痛むんだ
それでも僕はこの関係を壊せないまま
君が好きだよ
どうかこれからの未来が
君にとって幸福(しあわせ)で 輝きますように
君が好きだよ
だからどうかもう一度微笑んで
それだけで僕は 幸せなんです
君が好きだよ
泣き笑い怒る君のその全てが
ずっと 誰より好きだよ
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