|
|
|
山芋
|
作詞 ふーみん |
|
35点くらいかな もし今日に点数を付けたら
力なく深く地下へと降りていく
勝負は明日からだ 吐きかけた呪文を飲み込む
生温い風が曲がった背中を押す
荷物を減らしすぎた鞄 隙間だらけでしわが寄ってる
これで良かったんだと言い聞かせる度何も拾えなくなっていく
山芋みたいに削られる度に強くはなれない僕だから
傷のつかない場所に根を張る
全てを信じた幼い日のような無邪気な一歩を踏み出せたら
昨日の僕を少し誇れる そんな明日を今日も描いてる
35年くらいなら まだ折り返しには早いかな
僕を愛せる僕にたどり着けるかな
誰かを想う気持ちだけで呼吸ができていた日もある
飛ばし読みしたのはいつかのページの色褪せを知りたくないから
山芋みたいに削られる度に強くはなれない僕だから
傷のつかない場所に根を張る
全てを信じた幼い日のような無邪気な一歩を踏み出せたら
昨日の僕を少し誇れる そんな明日を今日も描いてる
気まぐれな天気に悩んで傘を差しっぱなしにしてた
乾ききった僕に水をくれたのが君だと気づきもしないで
山芋みたいに掘り返されればどこかで折れそうな僕だから
土に埋もれて空を眺める
霞んだ希望と小さな決意が誰にも知られず闘ってる
通りすがりの季節が笑った そんなことで今日も生きてる
昨日の僕を少し誇れる そんな明日を今日も描いてる
|
|
|