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花那凛
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作詞 蒼 |
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卒業の日、出たくなかった
誤り方も知らなくて
別れの時間に
どうやって
どういう顔して
どういう言葉で
笑顔で手をふれるかなって
考えると
歩きたくもなくて
ベッドから接着剤がついたように
あたしは動けなかった
お別れって事は
もう二度と会えないって事かもしれないのに
皆は平気なのかな
あたしだけなのかな
あたしだけがこんな事、悩んでるのかな
あたしは一人だったのかな
卒業は、神聖何だか、残酷何だか
あたし
判らない
まだ卒業してない子供なのよ
ホラ
桜の花は
卒業が終わると
散って 踏まれて 枯れれば存在が無くなって
マルであたしみたいで
皆は遠くへ行けば
別れた友達の事、忘れちゃうのかな
あたしはそれが怖くて
入学の時が懐かしいね
友達できるかなってそわそわしてて
慣れてきたら
よくあたしは遅刻してたっけ
あの生活は終わるんだ
ただ、私は冬のセーラー服を着て
ぼろぼろの制服を着て
影で見ていた
卒業式
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