|
|
|
狂想曲/愛しい唄
|
作詞 蒼 |
|
愛しい程、貴方を憎む
狂う程、貴方を想う
あたしの唄は 暗い海底の人魚の唄
汚れた制服 もう着れない 貴方のせい
汚れた身体 洗っても落ちない 貴方のせい
汚れた舌触り あの日堕ちたのは 貴方のせい
結局 愛しいから 憎むようで憎めない
どうしようもなく 今度はあたしが粉々にしたい
ボロボロにしたい 可笑しい?笑っちゃうよね
そんな事言ったら
「君は変だ、涙が出るよ」
その事聞いて判った むしろ前から判ってたけど
貴方を好きなのはあたし
両思い何かじゃない
自惚れてなんか無い 最初から片思い
そう思うと歯がゆい
あたしの物にならないなら "いらない"
あたしの物なら "大切にする"
苦しいよ 暗い海底 唄うの ここで
届かない 届いたとしても 地上の貴方には泡の音
狂うよね ベッドの上でも自然に涙を流してる
貴方は 繊細
だから好きな人でないと やなんだよね
あたしじゃ… 駄目なんだよね
判ってる
判ってる
判ってる
判ってるよ…
でも貴方が悪いの
あたしに微笑みかけた
あたしに気をつかせた
貴方のせい
全部
喘ぐ声で泡になる前のあたしに言ったの
「行くな」
…馬鹿
涙何か零しちゃって
あたし幸せだったよ
でも最後に貴方を哀しませたね
それでもあたし
生まれ変わっても
"あたし"のままで居たいです
|
|
|