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決意のきっかけ
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| 作詞 橙 ヨシヒコ |
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｢まるでこの曲は 君への
僕の想いを歌っている｣ような曲だと
錯覚してしまうような曲を 君は歌う
初めて聴く曲だけど とてもいい曲だ
ぼんやりと聴き入ってしまうよ
君のかわいい歌声と
画面を観る その横顔
このまま これから先
なにもしなければ
君は思い出になってしまう
そんな僕の気持ちをよそに
外野は世間話に花を咲かせている
自分で君への想いを 文字に起こして
ポエムのようなものを綴ろう
それこそは 君にささげる愛の言葉
好きな人がしていることは なんでも
いとおしく感じてしまう
ただ ソファに体をあずけて
歌を歌っているだけなのに
画面の文字を目で追って
切なさは なおもこみあげる
どうして こんなにも好きなんだ
インスパイアされていく
今まで覚えた言葉の中から
歌い終えた君は マイクを置いて
顔を上げたら 僕と目が合って
実にかわいらしい笑顔をくれた
このまま これから先
なにもしなければ
君は思い出になってしまう
想いを伝えなきゃダメだ
人知れず僕は そう考えていた
人の心は思いのほか複雑で
そうかと思えば単純で
きっかけなんて このくらいのもの
心が動く理由なんて
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