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命
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作詞 てくてくだら。 |
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人はみな産まれた時から
死ぬまで闘いに満ちている
上を向けば敵(かたき)ばかり
下を向けば出だしに戻る
生きることをあきらめたあいつは
下へ飛び降りて己を粉砕して
混沌の世の渦に消えていった
あいつにはなにが足りなかったのか
僕がもっと
あいつを助けるべきだったのか
あいつがもっと
貪欲に生きるべきだったのか
あいつが死んだ今
悔いてもしょうがないが…
壁に阻まれたとき、
人というのは大抵2つの選択肢を選ぶ
一つは壁をよじ登り越えて行くこと
もう一つは引き返していくこと
登るということはリスクがあり、
しくじれば死神が待ち構えている
かと言って引き返すこともまた
死神に命を捧げることになる
ならばまずは登ってみるが良いだろう…
頭の切れた憎い奴は
壁を上手く掘って行くだろう
それがまた世渡り上手という物だろう
そうして人は成長していき
闘い終えた時に命の灯(ともしび)は
消えていくのだろう
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