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桜
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作詞 宇賀 町羽 |
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春の透き通る光が
景色を映し出す
忘れてしまいたい出来事が
忘れてしまわないように
母に手を引かれ歩いた あの道
友とふざけあった 小さな公園
あなたに見せてあげた あの風景
永遠というものはないと
気づいていたけれど
永遠というものに
抱かれていた日々
雪の色を残すように
桜の花が咲く
季節を繋ぎとめるように
桜の花が咲く
心を温めるように
春の風がそよぎ来る
消えてしまいそうな 何かを
そっと 包み込む
父の肩車から掴もうとした 一番星
悲しみを紛らわすように聞いた あの歌
あなたと微笑みあった あの時
永遠というものはないと
気づいていたけれど
永遠というものに
抱かれていた日々
時を巻き戻すように
桜の花が咲く
始まりを気づかせるように
そっと 桜の花が咲く
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