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全生命は最期に反している
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作詞 虚無虚無プリン |
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僕は屋上にやって来た
勿論 死ぬ為さ
こんな世界で生きていたって
何一つ良い事ない
だから手すりをまたいで
下を見下ろしているのさ
あと三歩
あと二歩
あと...
...動けない
あんなに死ぬ覚悟を決めて来たのに
遺書まで書いてここまで来たのに
最期の一歩が踏み出せない
手すりを掴む僕の手が 震えている
ここで死んじゃって良いのかな?
ここで人生終わって良いのかな?
僕の思考が まるで僕じゃないみたい
死にたくない
まだ生きていたいんだ
みんなに忘れられたくない
何の為に生きてたのか 分からなくなるじゃないか
何だか 僕の身体の内から
そんな声が無数に聞こえてくる気がするよ
約37兆もの悲鳴
非言語的な悲鳴が脳に染みていく
こんなに僕≠ェ死にたくても
身体がそれを許さない
こんなに僕≠ェ生きる意味を見失っても
身体はただ生きようとする
僕って何だろ
全生命は最期に反している
何故か そんな言葉を思いついた
何もせず生きるのはつまらないから
曲でも作ろうかな
詩でも書こうかな
僕は家へ引き返した
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