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また明日
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作詞 明煌羅 |
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夕暮れの 帰り道 信号待ちの 君とボク
この十字路で いつまでも 話していたい
ガードレールにもたれて 他愛のない 世間話
白い息も 冷たい空気も 今は 嬉しかった
ポケットに突っ込んだ 手はすっかり 悴んでいたけど
どうでもよかった 君の笑顔 少しでも 見ていられるなら
バイバイって 小さく手を振り 君は 十字路を 右に曲がる
ボクは 君の小さくなる 背中を見送ってから 十字路を
左に曲がった
「また明日」っていう 小さな約束を 今日もまた
胸に 抱きしめる
君の笑顔 思い出す度 自然と綻んでいる ボクの顔
夕暮れの 帰り道 信号待ちの 君とボク
この十字路で いつまでも 話していたい
そこら辺の 街路樹にもたれて 些細な 秘密話
日の入りが早いのも 今は ちょっとだけ 嫌だった
ポケットに突っ込んだ 手はすっかり 冷えていたけど
どうでもよかった 君の話 少しでも たくさん 聞けるなら
バイバイって 小さく手を振り 君は 十字路を 右に曲がる
ボクは 君の小さくなる 背中を見送りながら 赤い頬を
隠していた
「また明日」っていう 幸せな約束を 今日もまた
胸に 抱きしめる
君の笑い声 思い出す度 自然と熱くなる ボクの顔
昨日の 明日を 明日の 昨日を また 君と 過ごしている
星が一粒 輝きだしたころ 君は同じように 小さく手を振った
遠くなる 君の姿を 今日だけは 見送らなかった
「好きだ!」
涙する 君の笑顔から ボクは目を 離せなかった
白い息が 冷たい空気に 溶けて消える
君はほんとに 嬉しそうに ボクの耳に そっと囁いた
「ありがとう」と
バイバイって 小さく手を振り 君は 十字路を 右に曲がる
ボクは 君の小さくなる 背中を見送ってから 十字路を
左に曲がった
「また明日」っていう 小さな約束を 今日もまた
胸に 抱きしめる
君の笑顔 思い出す度 自然と綻んでいる ボクの顔
少しだけ 特別な 「また明日」の約束
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