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寂寞と叫声
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作詞 アヲイ |
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錆びた鎖に垂れた涙を
掬いあげて握り締める
感情は無数に湧き上がるのに
大概満たされずに閉じ込めて
秘めたまま内側から壊れる
「誰も解ってはくれずに」
目を閉じても感じれる
隣に居るのは誰だろう
階段を下る様に過ぎ去る時間は
日に日に私から体温を奪ってく
ピアノの音色が寂しくて
「合わないのは逃げたいから」
愛されたいと願うのは嘘ではない
現実に刺された胸を撫でて
愛されたいと願う度に諦めたのは
劣等感に怯えてしまうから
虚しさに満ちた部屋は
終焉を物語る
鍵をかけて 膝を抱える
愛を 愛を 愛を 愛を と
それでも まだ
許されたいと願うのは嘘ではない
押し殺した声を聴いて欲しい
許されたいと願う度に振り返る
コレは正しい感覚なのかを
サヨウナラに泣いた夜が在るから
邪な何かが居るのだろう
満たされない隙間に問い掛けてる
コレが正しい苦悶なのかを
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