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都会の地上絵
作詞 新田拙
都会の人々はいつも
ゆらゆら動いては
声も出さずに地上絵を
形のない地上絵を作る

混じり合わないひとりひとりの
混じり合わない思考を摘んで
カプセルに閉じ込めて
大切にしておきたい

僕は誰?
彼らを見下ろしている
僕は誰?
誰にも見えずに
空の上をたゆたって溶けていく

雨の降る日にはいつも
ゆらゆら歩いては
黙り込んで空を見上げて
見つからない虹を探してる

左右に揺れて目を凝らして
一回転して角度を変えて
見つからないものに
そんなに必死になったって

僕は誰?
僕の後ろに虹の影
差し込む光に気づかない
そのうち僕は俯いて去っていく

今日は雲がとどまって
どこにも行けない
きみもそこに足を揃えて
どこにも行かないつもりなんだ

全てが静止した時間の
空中でカラスが鳴いた
それだけが意思を持っていて
そこだけに時間が流れる

僕は誰?
風になって崩れていく
きみの足跡だけ残して
真白な空間にカラスの影だけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 都会の地上絵
公開日 2018/06/25
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 神の視点が意思を持ったら……というような。
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