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人間アレルギー
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作詞 小樽澪一 |
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「人間なんて醜い。」って、
なんだか悟り開いちゃって。
誰かを思いやるふりをする。
ホントは自分の評価の心配、してる。
一緒に幸福分け合って、
それでも裏では愚痴言って、
誰かに共感求めてる。
醜さ隠して、「綺麗事」吠える。
3万人の血の涙を誰だって、
気にも留めない。
誰かが何処かで死んだって、
ホントはどうでもいいんだろ。
あの日、泣いた僕のこと、
誰も助けてくれないや。
「人間なんて汚い。」って、
なんだか諦観めいてきて。
誰かを愛するふりをする。
ホントは人の温もりを、求む。
一緒に永遠誓い合って、
それでもただのステイタス
誰かの賞賛欲しいだけ。
醜さ隠して、「綺麗事」吠える。
ホントはみんな知ってんだ。
人間なんてエゴイスト。
「普通はどーのこーの」って言って
ありったけの、価値観とエゴを押し付けて、
それを「愛」と呼んでいてる。
「違う」ことを許容しないのに、
「人は皆それぞれだと」謳うんだ。
「人間なんて悪」だって
なんだか、夢から覚めちゃって、
現実なんてもう嫌い。
見たくもない触れたくもない。
友情も、愛情も、信実すらも
きっと虚構のファンタジー。
蕁麻疹が泣いている。
「人間なんて醜い」って
「人間なんて汚い」って
「人間なんて悪」だって、
なんだか、もう嫌になって、
正しいってなんだっけ?
もう、何もかも見たくないよ。
だれかも関わりたくない。
それでも僕らは、前を向く。
しかないんだよ。
吐きそうでも千鳥足でも
死にたくなっても、それでも
歩け、歩け、歩け、歩け。
アレルギーでもさ。
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