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帰り道
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作詞 ゆー |
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傷つけたくなかった
僕らはいつも持て余すばかりで
夕日が照らして
瞳が日に透けるのを
見ていた
夜が近づいて風に髪が揺れた
同じ気持ちになれないから
嫌だったらちゃんと教えてほしい
言葉の終わりが掠れた
触れ合うことを
許し合えるまで
うずく戸惑いを
愛しい君の目が
波の様に揺れる
近づけない距離
もどかしくて
ふいに
飛び越えた
時間から外れて
二人だけだった
君の熱と柔らかさ
浮かされて
膝に当たる砂粒の感触
つむじ越し夕焼けの中
月が銀に光るのを
まだ覚えてる
傷つきたくなかった
でもきっと傷つけ合ったとしても
離れられなくて
ホントウが伝わるように
祈った
ふざけ合うことがなんだか泣きそうで
心臓の音がうるさくて
抱きしめてもずっと焦れったいから
叶わない約束をした
甘え合うことを
許し合えたから
胸が痛くなる
頬を寄せたままで
好きだよと囁く
君にどれだけが
届くのだろう
感覚だけ残って
二人だけだった
口の中が甘くなる
溺れてく
これから先砂粒が触れるたび
帰り道夕焼けの中
月が銀に光るたび
君を思うだろう
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