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パイロット
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作詞 ゆー |
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煤けた街で僕らは生まれた
飛行場のすぐ隣
対岸の工場地帯
飽き飽きしてた轟くエンジン
今日も窓を揺らしては
誰かのこと飛ばしていく
「将来の夢は?」なんて聞かれて
初めて考えた
君の真似して書いた
「パイロット」
どこまで飛んでいけるだろう僕ら
夢はまだ遠くにあり過ぎて
どこかになんて行かなきゃいけないの?
今はまだ明日が楽しみなだけ
おかえりの放送が鳴り終えても
もう少し君と遊んでいたかった
向かいの窓で僕らは育った
喧嘩をしてもすぐ隣
眠る時間も知っていた
追いつけないと分かっていたのに
隣町まで自転車で
飛行機雲を追いかけた
「何になりたいの?」なんて聞かれて
焦って考えた
君に負けたくなくて
「パイロット」
どこかに飛んでいけるかな僕ら
夢はまだ遠くにあり過ぎて
何かになんてならなきゃいけないの?
今はまだ明日が楽しみなだけ
おかえりの放送が鳴り終えても
もう少し君と遊んでいたかった
いつの日か離れ離れになって
懐かしく今日を思うんだろう
当たり前なのかなひどく寂しい
今はまだ明日の約束をしよう
おかえりの放送は鳴り終えたよ
もう少し君と遊んでいたかった
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