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高速
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| 作詞 ゆー |
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バンプの僅かな振動
薄暗いバスの中
ぼやけた意識に
座席越しの気配
時々液晶が光る
みんな前を向いて
眠ったり
眠れないで何か思ってる
隣はもう夢の中で
イヤホンの横顔の
密かな寝息に
気付かれない様に
身じろぎ窓の外覗く
空には嘘みたいな黄色の月
山道に高速がうねって光る
まばらな光を行く
すれ違う速さが今までを思わせて
振り返ったり出来なかった
さようなら大好きな人
さようなら大切な場所
君に声が届くまで
もう帰らないよ
離れて行く距離が怖くて
俯いた今日の夜をいつまで
忘れないでいられるのかな
浅い夢から覚めたとき
外はもう明るくて
全てが変わった
高過ぎるビルに
呆けて口開けて見てた
みんな前を向いて
目覚めたり
夢の中で誰か思ってる
隣は手にガイド持って
この先の乗り換えと
予定の確認
小さく弾む声
何だか懐かしくなった
外には夢みたいなビルの反射
高速は絡まって迷路みたいに
まるでパレードの様
逸りだす気持ちを押さえては膨らませ
目指した街が押し寄せていた
さようなら大好きな人
さようなら大切な場所
ここに何か残すまで
もう帰れないよ
離れてまだ距離が近くて
振り向いた今日の朝をいつまで
忘れないでいられるのかな
さようなら大好きな人
さようなら大切な場所
君に声が届くまで
もう帰らないよ
もう帰れないよ
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