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いつか
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作詞 ゆー |
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「いってきます」
君が手をふって
熱い息は白く変わった
小さな瞳の涙が落ちて
君を抱きしめた
昨日の君はもう過ぎていく
昨日の熱が登ってく
朝日に照らされ
空に吸われて
今日になる
もどかしく過ぎる日々でも
いつか届く
君の喜びも悲しみも
君を熱くさせるもの全部
見ていたいけど
ずっとは無理だから
今日の僕の全部の熱が
湯気になって
いつか小さな
雲になって
雨になって
降りてこられたら
君の肩に触れたい
君の熱で
湯気になって消えても
「ただいま」
君がドアを開け
温め直した鍋の向こう
小さな頭が湯気を上げて
「寒かったよ」と笑う
今日の君も
もうすぐ過ぎる
今日の熱が登ってく
夜に冷やされ
空に吸われて
明日になる
いつかの君を守るようにと
今日がめぐる
今の喜びも悲しみも
僕ら温めるもの全部
そばにいたいけど
いつもは無理だから
今の僕の全部の思いが
湯気になって
いつか小さな
雲になって
雪になって
降りてこられたら
君のほほに触れたい
君の熱で
湯気になって消えたい
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