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釧路川
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作詞 takn |
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河畔球場の側ぐるりと少年野球の元気な声
謎のOB偉そうにふんぞり返ってる
弾むボールに目移りしながら平成2ケタ生まれに焦ってて
大人になった証拠はまだ見つけられないまま
ブラックバスが水面にゆらゆら
白く濁った僕の心は
川の向こうに見えるジャスコに
憧れていたことを思い出させてくれ
鶴見橋から見える夕日を
ただ追いかけていたあの夏
肌寒い風の向こうで
きっと誰か待ってるはず
夕日はいつか沈んでも
僕の中では輝いてる釧路川
痛みを知ったときには一人勝手に傷ついて
大好きだったあの子は霧のように消え去ってた
バスの車窓から花時計 誰も気にとめはしない
季節ごと変わる花はあの頃の僕みたいだ
会いたい人に会えない僕は
突き刺すような風の痛みさ
冷たい雨に打たれたながらも
なぜか思い出させてくれる
幣舞橋から見える夕日を
ただ追いかけていたあの春
肌寒い風の向こうで
きっと誰か待ってるはず
夕日がいつか沈んでも
僕の中では輝いてる釧路川
いつか咲くと信じてた桜は咲いていますか?
とりあえず僕は元気です
大人にはまだなれてはいないけど
旅立ったのならいつか帰るのが筋でしょう
満たされない思いをわかってくれる街よ
肌寒い風の向こうで
きっと誰か待ってるはず
夕日はいつか沈んでも
また朝日昇る釧路川よ
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