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輪廻
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作詞 PYK |
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電車の窓から
後ろ向きに流れる景色
いつも見馴れた街の色
変わらない匂いと聞き慣れた音
何故、人は後ろを振り返るのだろう
今いる現実と未来の回転ドアの中を
行ったり、来たり
みんな良く言うよ、いつも、いつものと
何気に言うその言葉が私を縛り付ける
だけど履き慣れたスニーカーも捨てられない
歩き始めるはじめの一歩も、いつも同じ
どれぐらい生きてきた
苦手な事だって受け入れた
今日も明日も同じ顔
変わらない呼吸(いき)と聞き慣れた心音(おと)
何故、人は逃げる事を許さないのだろう
今ある現実と予想出来ない未来の中を
泣いたり、笑ったり
こんな事良くあるよ、みんな、誰もだよと
何気に言うその言葉が私を縛り付ける
だけど時には逃げる能力も必要だよ
行き止まりまで逃げたら、引き返せるから
いつも、いつものは裏切らない安心がある
時にはその言葉に生かされている
行き止まりまで逃げたら、またいつものように
引き返せばいい
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