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雨音
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作詞 藤堂 ゆきお |
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雨音が窓を叩く コーヒーの湯気越しに眺める
黒い傘達 すれ違っていく
信号が変わり 今日は静かにトラックが走ってる
シーツの皺 君の抜け殻
鳴らないコールの行く末は
栞を挟んである本の最後の行
今日はとても静かで 僕の頭の中も
誰もいないし 雨も止みそうもない
時計の針が鼓動のように刻むのに
この部屋にいると時が止まってるよう
午後3時のアラームだけが虚しく響く
今日はとても静かで 僕の頭の中は
君が笑うのに 雨が振り続けるだけ
待ってと言っても 世界は常に動いて
予想のできない未来を描いていく
何も出来ない僕は 君のために何も出来なかった
雨が 雨が 雨がやんで晴れたら 僕らは太陽の下を歩けるのかな
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