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桜花抄
作詞 BLACK BOX
この世に永遠なんて言葉はないの
永遠を感じた直後に知った
君の姿が見えなくなった

どれだけ想い合っていても

時間(とき)は
距離は
無残にも残酷に二人の間に横たわり

目の前の答えすら解らないのに
いつもずっと遠くを見つめて

眠りに就けば今でもあの雪の中
桜の踏み切り

一番好きじゃない人と一緒になることだってあるの

今でも一番好きな人
大好きな人
僕は今日まで変われなかった
現実を見て歩き出した君が
夢の中では振り返った君が
覚めて消えた

言えたはず行けたはず
募っても積もりきらない後悔は
そしてどうか

世界との狭間
また夢の中
雪と桜の最中

まだ理想を描いてる 幾千と過ぎたその地点から
僕は未だ動けずにいる
後悔だけを背負い歩いた自戒という名の疵痕(あしあと)を
ただじっと見つめながら

もう少しだけ ここに居させて

現実を叩きつけられて 悲しみに打ちのめされても
誰だって憶えてはいない はたから見たら不幸かもしれない
僕だけが思う幸福を 僕だけが知る幸福を
ただずっと抱きしめていたい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 桜花抄
公開日 2017/04/21
ジャンル ロック
カテゴリ 恋愛
コメント
連れに、
「うそでしょ。お前、君の名は。観てないの?」

すげー上から目線で言われた。
「観てない人の方が多数派だよ」
と内心思ったが、
この機会に観てみようと思った。
が、
まだ貸し出されていなかった。(自分DVD派)
なので「秒速5センチメートル」を観た。

悲しみや切なさを伴いながらも
最後には幸せな結末が訪れる
そう思っていた。
現実では弾かれてしまうような理想を描くのが創作世界の役目だから
ハッピーエンドで終わっていても
ちゃんと感動したと思う。
だけどこの映画は最後まで現実に寄り添っていた。
だからこそ、
現実にいる自分にもより響いたんだと。
心の奥底にくるものがあった。

観後感の余韻に浸りながら
詞とメロディが降りてきた
今回は歌の規則性を完全に無視。
ならし一切無し。
ただ募る想いを殴り書くように−
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