|
|
|
「君は雨。僕は傘。」
|
作詞 只見つづり |
|
灰色の雲が 一瞬の光に
切り裂かれはじけ 轟音の後
雨は降りだした
白い夢をみた 午後のまどろみは
引き潮のように 跡形もなくて
君は水を飲む
薄いブルーの カーテン揺らす
湿った風に あわてて窓を
閉めると 息苦しい
君は僕の横に座り
猫のように肩を寄せた
肩を抱くと君は甘え
濡れた瞳閉じて眠る
このままでいい このままでいい
ずっとずっとずっと このままでいい
夏空の青が 雲間から覗くと
慌てたように 雲のゆくえを
君は追いかける
虹の始まりを 見るために君は
ビルの屋上へ 階段を駆ける
まるで猫のように
息を弾ませ 胸元揺らす
火照った頬は 淡いピンクに
染められ 胸キュンだね
僕は君の横に立つと
同じ空を見上げ泣いた
戻り雨が君を濡らす
傘をさして君を守る
このままでいい このままでいい
ずっとずっとずっと このままでいい
|
|
|