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雨恋
作詞 kaminote
 聞こえるように告げたはずの
 最後の言葉を二度零す
 こんな土砂降りの夜にすべて洗われたいよね

 冷めた右手に重ねる
 びしょ濡れの手袋から伝わる
 君の熱がそっと僕を満たすけど

 灰色の町を背に坂を登って
 今夜君は旅立つんだろう
 僕の知らない光の街へ

 そうやって君は僕の知らない君になるのかな
 もう終わったのに寂しくなった自分がもどかしい
 こうやって僕は君を忘れようとしてるのに
 嗚呼 その笑顔のせいでまた 好きになるんだよ

 三度目の冬にそっと君宛に手紙書いて
 ちょっと勇気を絞って 赤い箱に想い託し

 こんな日に限ってさ
 また雨なんてついてないな
 君は元気でやってますか
 風邪でも引いてませんか

 灰色の町を背に坂を登って
 ただ、あの日を思い出すよ
 手紙の返事来なくとも

 いつか君は僕を忘れた君になるんだろう
 もう終わったのに寂しくなった自分がもどかしい
 どうやって僕は君の幸せを願えばいいの
 嗚呼 ただ笑顔でいてくれれば それでいいんだよな

 雨が運んだ暗いニュースは
 いつまでも日常を覆うわけでもなく
 それは、いつだって通り雨なんだよ
 何も心配いらないんだよ

 灰色の町を背に坂を登って
 今夜僕は旅立つんだ
 僕の知らない光の街へ

 そうやって僕は僕の知らない僕になっていく
 もういつまでも「過去」を演出する必要はない
 こうやって僕は僕を忘れようとしてるのに
 嗚呼 とても胸が苦しいよ 苦しくてとても切ないよ

 でも、あの笑顔のせいで少し背中押されてるんだよ
 
 
 
 

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歌詞タイトル 雨恋
公開日 2011/05/26
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 作詞kaminote
テーマ「雨」とあったので、雨で思い描く自分なりの恋模様を描きました。そっと背中を押してくれるような、雨の中にもぬくもりがある歌詞に仕上がったと思います。
kaminoteさんの情報













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