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不香の花
作詞 香椎喜雨
しんしんと降る雪が街を覆う
心は少しも躍らずに
足跡だけが増えていく

降り積もった雪にそっと触れてみる
思ったよりも冷たくて顔をしかめる
香りの無い花だなんて 私みたい
汚れた銀世界、まるで烏合の衆

君に伝えたいことがある
そんなふうに言えたなら
世界は変わってしまうのかな
臆病な心は堂々巡り 燻る想いはぐるぐる巡る

しんしんと降る雪は街を覆う
電車に揺られて今日もまた
同じ日々の繰り返し

降り積もった雪にそっと触れてみる
やっぱり今日も冷たくて顔をしかめる
色目の無い花だなんて 誰が見るの?
君にとっての私なんて景色の一部

君に言いたいことがある
そんなことを言ったなら
世界は終わってしまうのかな
臆病な心は堂々巡り 燻る想いはぐるぐる巡る

鈍色の空が広がって
いつまでも続いていきそうだ
私の心と重なって
言葉に出来ず吐かれた白いため息
きっと雪雲へと変わっていく

君に伝えたいことがある
そんなことを言えたなら
明日は変わってしまうのかな
臆病な心は堂々巡り 燻る想いはぐるぐる巡る

君に言いたいことがある
そんなことを言えたなら
香りのある花になれるかな
こんな凍てついた臆病を消し去ってよ、冬日和

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 不香の花
公開日 2016/11/18
ジャンル その他
カテゴリ 片思い
コメント 【テーマ詞:冬日和】臆病な少女の片想い。
香椎喜雨さんの情報













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