|
|
|
三年坂は おんな坂
|
作詞 徳田 勝行 |
|
「 三年坂は おんな坂 」
都を逃(のが)れ 吉野山
静(しず)も来ました 離れずに
これが男の 運命(さだめ)かと
時の冷たさ 世の辛さ
ほろり ほろほろ 泣かされた
三年坂は おんな坂
ご無事を祈る 蔵王堂(ざおうどう)
ともに行(ゆ)きたい 逃避行
遥か奥州 平泉(ひらいずみ)
雪の白さに 一筋の
きらり きらきら 沓(くつ)のあと
三年坂は おんな坂
面影偲ぶ 吉野山
ひとり泣いては 白拍子(しらびょうし)
夢で逢瀬を 恋しがる
春の霞が 花舞台
しずや しずしず 舞う桜
三年坂は おんな坂
|
|
|