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夏廻る
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作詞 PaNo |
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鮮明に見えた君の浴衣姿
せせらぎと共に消えてった
こんな夜も盛る景色
午後6時になって
携帯取り出してはポケットに入れて
ただこの街並み眺めながら
一人夕焼けの下に立っていた
汗ぐんだシャツが涼しくなって
周りの目が少し変わってきて
いつになっても君は来ないから
少し歩いた
あの日君に向けたコルクの数々は
全て当たっても落ちなかったから
星が降る夜に変わる空を見上げて
僕はこう呟いた
あと1度だけの希望を
鮮明に見えた君の浴衣姿
せせらぎと共に消えてった
こんな夜も盛る景色が
あの日の頃と同じで
もう一度やり直せないかって
りんご飴は道に落ちた
ふいに飛ぶ蚊を見てた
ゆらゆら揺れる陽炎は過ぎ去った
いつかの君もどこかに
行ってしまったんだよ
方針転換したご機嫌斜めも
愛おしく見えたんだよ
あやふやに散った君のバブルが
せせらぎと共に離れたから
掬ってあげた金魚の様に
あの日の頃を思い出して
「末吉」のお御籤握り締め
りんご飴は道に捨てた
この夏がまた来年も
やってくると気が遠くなる
僕の煩悩を焼き尽くして
この想いは手を叩き礼をして
なんとか願うだけしかできない
ほら またあのかき氷を食べたい
鮮明に見えた君の浴衣姿
せせらぎと共に消えてった
こんな夜も盛る景色が
あの日の頃と同じで
もう一度やり直せないかって
りんご飴は道に落ちた
この騒ぎは花火と共に散った
僕の想いはまだ散りぬるを
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