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旅立ち
作詞 千紘
空から舞い降りる雪を手のひらですくう
少しそのまま ゆっくりと溶けていった


旅立ちの日は雪の降る日



【誰かの足跡がくっきりと残り
また違う誰かがそれを残してゆく

知らないうちに僕だけの道を歩いていた
後ろには見えない足跡があった】





指先がかじかんで うまく動かせないまま 僕は歩き続ける
行き先はまだ知らない
目標は遠くて掴めない
でも太陽はいつでも僕らを照らし続けて




目を背けることだって本当はとても難しくて
時として前を向くことのほうがずっと簡単だ






旅立ちの日は雪の降る日


【誰かの足跡がくっきりと残り
また違う誰かがそれを残してゆく

止まない雪が僕だけの道を築いていく
後ろにはいくつもの思い出があった

明日になれば消えている足跡が今は愛しい

止まない雪が僕だけの道を築いていく
目前には自分だけの白い海が広がっている】




旅立ちの日は雪の降る日だった

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歌詞タイトル 旅立ち
公開日 2016/02/10
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント
【テーマ詩:降雪】 もともとはエヴァンゲリオンの最終巻を読んで書いたものです。 雪の日って人が歩いた痕跡が残っていていいですよね。あ、ここで誰か滑ったな、こんな感じの跡がある…みたいな、想像が膨らみます。 東京ではそこまでつもらないので誰かが雪を踏んでしまうとすぐ溶けてしまうんです。つまらない、、 ほぼみんな駅へ向かうので、足跡は同じ方向を向いています。 けれど歩幅であったり靴のサイズであったり、どれもこれも同じ足跡の軌跡はないんですよね。人の数だけ道がある、と。雪が降るたびに思います。
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