|
|
|
シーソー
|
作詞 まい |
|
それはいつの間にか
私の方に傾くようになっていた
いつからだっただろう
もう覚えていないけれど
気付いたら
私の方にしか傾かなくなっていた
それは果たして
一見
どこにでもあるような普通のシーソーで
見ただけでは
普通のものと何ら変わりはない
だけどあなたも
乗ってみればわかるだろう
それは
体の重さを比べられるものじゃなくて
それは果たして
気持ちの重さを比べられるものだった
そんなシーソーが
気付いた時には
私の方にしか傾かなくなっていた
可笑しくなる
笑えてくる
いつからこうなったんだろう
「何があっても大丈夫だ」
なんて
自信満々に言えていた日々が懐かしい
|
|
|