|
|
|
シロクロ連鎖
|
作詞 ヴォノ |
|
自分の体温より 地面のほうが温かい
街灯の下 少年はユメを見る
ポケットのコインは 誰かに盗られた
転がる小さな手 絶望のみ握る
果てる前に問いたい "あの答え"
暖かい雪が舞う 「雪葬の時」
自分はもう残酷な事を言いたくない
空の遥か ひとりの天使が反逆した
残酷な真実より 優しいウソを告げよう
"主"の足元 天使は飛び出す
救えぬ命など あなたはなぜ創る…
罪を犯す為 地上へ 「反駁の時」
少年は見る 昔見た異国の空
天使は見る 死にゆく幼き命
少年は見る 彼を殴り 去り行く両親
天使は見る 誰にも愛されぬ 少年の灯
ふたりは 出会った
少年の死を待ち 天国へ
彼が望むのなら "あの答え"を
「パパとママは ぼくを愛してた?」
やはり天使に問う 生涯最後のコトバ
…天使は 初めて ウソをついた
…天使は 初めて 罪を犯した
答えを聞き 少年は幸せそうに笑ったという
彼は昇り 罪を犯した天使は 堕ちた
優しき堕天使のその一言
「もちろんだよ」
|
|
|