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YOU
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作詞 さあえ |
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好きってことしってるくせに
無神経な君は
どうしてそんな話するんだろうね。
無神経なうえに優しいから
もっと好きになるんだよ。
嫌いになりたくてふっきろうとして
頑張ってみても、
君が笑うから、また後ろふりむいてしまう。
好きでもないのに君は笑ってくれるんだね。
やさしくしてくれるんだね。
「好き」ってことばじゃなくても、
せめて「大切な人だよ」っていってくれるだけでも
よかったのに。
あっと言う間に時間はすぎてくから、
前に進む道しかなくなってくから。
君との時間もそのうちなくなるから。
それまでは『大切な人』でいたいよ。
電話ごしに聞く君の声は
ちょっと低い君の声は
どうしてこんなに愛しいんだろうね。
普段と同じ君なのに、
電話の中では2人だけだからかな。
君と過ごした時間を、愛しかった時間を
「過去」にしようとしても
君が電話の向こうで泣いたから
あの子のことで泣いたから。
好きでもない子の前で君は泣けるんだね。
友達だから泣けるんだよね。
「好き」ってことばがなくても、
せめて友達より特別に見てくれたなら
よかったのに。
あっと言う間に世界は変わっていくから、
過ぎ去った雲は戻ってこないから。
君との思い出もなくなっていくから。
それまでは『大切な人』でいたいよ。
こんなに世界は輝いているのに
心に開いた穴は塞がらずに
ホコリばっかりつまってく。
君というフタしかぴったりはまらないはずなのに
君という思い出がはまっていく。
『君』という思い出は今、心の中で輝き始めたよ。
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