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高崎桜ものがたり
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作詞 くろちゃん |
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△帰りたくないこのまま朝まで
安兵衛の隅であなたに寄り添って
おでん鍋のなか切なさも煮えて
湯気の向こうの明日を見たいのよ
▼ぬる燗の酒夢に冷めて酔う
おまえの胸元ほんのり桜色
駅まで送ろう朝も早いだろう
時計かくして子どもみたいにさ
ソメイヨシノそれがおまえの名前
わずか数日華やかに咲く
△ソメイヨシノそれがあたしの名前
あなた想って春を届ける
△許してほしいなんて言わないで
悔いなどないわ本気で抱きしめた
いつかイオンで腕組み日曜日
買い物したいささやかな夢でしょ
▼ソメイヨシノそれがおまえの運命
人を酔わせて自らは散る
△ソメイヨシノそれがあたしの誇り
夢に舞い散る花びらとなり
△たかさき公園桜も散りぎわで
人もまばらに静かに夜は更けて
夜桜葉桜あなたと夢枕
捨てられたならひとりで草枕
惚れた腫れたの歳じゃないことは
わかってるつもりだけどもう一度
胸の高鳴りをあなたに押しあてて
メトロポリタンロビーで立ち止まり
▼△ソメイヨシノそれが二人の行方
風に巻かれて舞って乱れて
ソメイヨシノそれが二人の答え
一夜限りに咲き誇る桜(はな)
愛情・慕情・おおおおお〜ボンジョルノお〜
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