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サヨナラはまだ言えぬまま
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作詞 きゃめ |
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肩に触れた 優しい匂いに
重ねた遠い日の記憶 微笑んだ君の声
どうして? 結末は知ってるのに
あの日の君に 答えを求めてしまう
もつれた記憶の糸
うまく思い出せない 小さな幸せの日々
当たり前に過ごす この時間も
君の声が 笑顔が 離れないのは
叶わない『もし』の中から 未だ抜け出せないから?
別れの言葉も掛けず 改札を抜けた君
遠くなっていく背中 振り返ることもなく
「アリガトウ」 小さく呟いて
予感した未来に 君を見つけられない
無意識に選ぶ 些細な選択肢
選ぶのは私じゃなく あの日の君との時間
しあわせ? 結末は知ってるけど
あの日の君を 責めることはできない
踏み出せずにいる今日
置き去りにしたまま 意味のない昨日
当たり前に過ごす この時間に
君の声が 笑顔が こだまするのは
思い出す君の温もり 未だ私を包み込んだまま
人の波にのまれて 見えなくなった君
この場所から歩き出したら 全て終わってしまう
「また逢おう」君に届かない声
予感した未来は 私が選んだ後悔
別れの言葉も掛けず 改札を抜けた君
遠くなっていく背中 振り返ることもなく
「アリガトウ」 小さく呟いて
予感した未来に 君を見つけられない
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