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コンランム
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作詞 水彩 |
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「将来の夢は何ですか。」
「僕はxxになるんだ。」なんて、黄色だらけの嘘くさい話さ。
だれだって最初は、こんなものさ。
いつまでも、人は夢を抱き、爆ぜさせることができない。
優しい手を、優しい形を、胸に寄せ今日も一人眠る。
近々僕は一人で、どうのこうのしなけりゃならないんだ。って。
あの子も、この子も、その子も全て、もう居ないのに。
目を瞑ったまま、「あぁ、ここだ」と思ったはずなのにね。
落ちてしまう始末、
流しているラジオはいつもと変わらず、雑音(ノイズ)混じりの戯言さ。
ねぇ?意味が無いなら、何もないないで、あっちじゃないとか
そっちじゃないって、隔たりばっか作んのはもう止めようよ。
くだらないのは、僕の夢?
錆付いた青いギターで、奏でる、忘れ去られた貴婦人の涙と少しの苦い過去と嘘は、
もう、伝わらないんだ。
金と世論と性(さが)に縛られて、人間はもう見てらんないな。
求めすぎた、あなたと僕、今日もそしらぬ顔で、抜ける。
誰の夢だって、僕の夢だって、そんなものは所詮、貪欲な本性。
みんな、みんな、みんな、汚いのさ。
だから、一人泣かないで?夜に遊ぶ子供は。
夢に、夢、夢、夢、まるで、30分の今、モノクロの世界、
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