|
|
|
日常.
|
作詞 りんこ |
|
ビルの間を切り裂いた風が、
誰かの髪を揺らすように低く響いて僕の耳へ
きみの今日が、
終わりを待ちきれずに走り出したまぶしい夜は
誰かの声を突き刺したまま停まることを知らない。
笑い飛ばした明日を蹴飛ばしながら進む
こんな目隠しだらけの危険が僕をさらうのさ。
街の色が変わり始めた水に、
僕の手は汚れを垂れ流しに細く流れて最後まで
きみの海が、
誰かの足をぬらした様にきみもまた、
誰かの海に足を浸しているのだろう。
泣き崩れていた昨日を踏み潰しては歩く
こんな目隠しだらけの危険が僕をさらうのさ。
笑い飛ばした明日を蹴飛ばしながら進む
こんな目隠しだらけの危険が僕をさらうのさ。
何も聞こえないヘッドフォン 耳、押し当て
こんな希望に満ちた日々が僕をさらうのさ。
|
|
|