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変わってしまった
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作詞 ゆあん |
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私はあの頃、まだ15歳で。
これから起こる未来のことなんて、どうでもよくて、
ただ一人の男の子のことを一途に思い続けていた。
2年間の片思いを経て、友達の彼氏だったけど、奪ってしまって。
1年くらい付き合ったかな。
でも遠距離になっちゃって。
中学を卒業して、そのまま、別れた。
高校に入ってからも、彼は私とよりを戻したいっていってくれたのに
私は目の前のことに精一杯で彼と遠距離恋愛する心の余裕なんてなかった。
彼は言いました。「変わっちゃったんだね」
そこには、一途に彼のことだけれを考えていた私はいなかった。
強い女になろうと、将来のキャリアに向けて必死だった。
大学生になりました。
志望大学に入れて、私は一段落ついていた。
その時また彼は告白してくれた。
大学生になっても彼は遠い所に住んでいて、遠距離だった。
遠距離恋愛に挑戦したけどうまくいかった。
よくわからないまま別れた。
私は彼に恋をして以来まともに恋愛ができなかった。
彼ともまともに恋愛ができなかった。
私は何かが欠落しているの。
そんな時、彼を好きだった時にみたいに夢中になれるひとが現れた。
でもその恋はすぐにおわった。
私は重たいといわれ振られた。
三ヶ月しか付き合わなかった。
付き合うことが怖くなった。
せっかく恋できたのに、もう恋愛したくないとおもった。
それからは、
あんまり好きじゃない人と付き合うようにした。傷つきたくないから。
なんて自己中。
本当に好きな人には好きというのも怖くなった。
身体だけの関係のひともいた。
名ばかり彼氏とセックスするためだけのひと。
13年くらい前に書いた、自分の想いを綴った詩を読んだら、
純粋に好きという気持ちを、大事にしていて
今の私は多分あの頃の私がみたら、軽蔑の対象。
私は変わってしまった。
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