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峠の婆娑羅
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作詞 白い桜 |
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はるか遠くの世界で
一番になったところで
この世界の常識には
一度も勝てやしない
変わらない答えにも
居場所は何処かにあると
真実を求めた旅人は
帰ってこない
鳥や木々が
苦しんでいても
人に無害なら
安全と言えるのか
そのために生まれた
ネズミの生き様が
かっこよく映ったなら
真似をすればいいんじゃないか?
この地球の善悪を
定めるのは人だけだ
戒めの収束は
何の役にも立たなかった
最高のショーまでは
あと何億年だろう
いつだって この地球の王は
滅びていく運命にある
一人一人の歴史を
嗤い罵るかのごとく
築き上げた頂は
こうも醜いのか
コスモスの謎に迫る
身近な宇宙空間
この世界の理は人に
通用しない
強い方が勝利するだけなら
野性と変わらない
そのための知能だろ?
繭の中で叫び
息巻くその様を
憐れだと感じたなら
もうやめればいいじゃないか
時の流れが勝ったら
もう人はもぬけの殻
どんな人だろうとも
子供時代は存在する
記憶の集落に
新しいビルが建つ
今までも 孤立する王は
自殺をする傾向にある
脇目もふらずに
人を追いかけ
曲がり角でぶつかって
逃れられなくて
明日には終わる
一人にさせてほしいよ
小鳥の囀りも
木々の囁きさえも
煩いと感じたなら
もうその辺で終わらそうか
悠久の時の果て
流され促されるまま
見渡すと この地球の王は
埋もれている状況にある
この地球の善悪を
定めるのは人だけだ
戒めの収束は
何の役にも立たなかった
最高のショーまでは
あと何億年だろう
いつだって この地球の王は
滅びていく運命にある
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