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月夜の鋏
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作詞 白い桜 |
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夜の海 月明かりに照らされ
一対の 鋏が浮かぶ
赤いボディ 夜の海に姿を
眩まして 行方が知れず
黄金色に輝いている
月明かりの下に身を寄せ
静寂の岸辺に集まり
一対の鋏打ちならす
どんな小さい体でも
僕らは決して弱くない
どんな小さい体でも
僕らはここで生きている
立ち塞がるどんなモノも
鋏を使い切り刻め
細長くくねった道も
横向きに進みゃ大丈夫
荒れた海 常世の闇に埋もれ
一対の 鋏呑まれる
赤いボディ 荒れた海に姿を
眩まして 行方が知れず
薄紅色に輝いている
月明かりの下に魅せられ
静寂の岸辺に集まり
一対の鋏打ちならす
どんな小さい体でも
僕らは死などは望まない
どんな小さい体でも
僕らは現世を生きている
立ち塞がるどんなモノも
堅い甲羅で突き破れ
枯れ果てている砂利道も
横向きに進みゃ大丈夫
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