|
|
|
カメラの青年
|
作詞 スニーカー |
|
夢を見ていたみたいな一瞬
横目で見る君の瞳
君は頬杖つきながら
海の輝きに愁い憧れる
そんな目をしていた
カメラを覗き込んでピントを合わす
そんな姿に光が重なって
私が探していたものがそこにはあって
いつの間にかこんな時間
君ももう何処かへ行ってしまって
太陽が残してった未練と
波が運んできた明日
私は指でカメラを作って
不安な未来に向けてシャッターを切る
私らしさ、分からずに
テレビや雑誌の人達に憧れた
誰もが死にゆく身を自覚して
繰り返し自問自答する
この目が見るものを信じていけばいい
そんなメッセージを感じた
いつの間にかこんな時間
私も大人にならなくちゃいけなくて
好きと嫌いで二分化されない
複雑で難しい世界を想像してたけど
案外、カメラの向こう
海はただキレイなだけ
なんとなく頭の片隅に残る
あの目、手の動き、単純作業
ぶれないピント 未来を撮る
カメラの青年
|
|
|