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ムカシノオハナシ
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| 作詞 milk |
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昔々真白な鳥がいましたとさ
真白な鳥は夕焼け色の真っ赤な鳥に憧れて
白を赤に染めました
真っ赤な鳥は空色の真っ青な鳥に憧れて
赤を青に染めました
けれど赤は青にならず紫になりました
紫の鳥はお日様色の真っ黄な鳥に憧れて
紫を黄に染めました
けれど紫は黄にならず不思議な色になりました
不思議な鳥は草原色の真緑な鳥に憧れて
不思議な色を緑に染めました
けれど不思議な色は緑にならず真っ黒になりました
真黒な鳥はそんな自分に気づき
やり直そうとも一度真白に染めました
幾度とやれども黒は白にならず鳥は嘆きました
昔々のお話です
憧れ焦がれたその鳥は真黒になった
白から黒になったとさ
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