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孤独の軌跡
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作詞 博擇 紫苑 |
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一つの旋律が心を弄ぶ
傷だらけの心に響く音色
心地よくて悲しいの
あの頃には戻れない
大切な記憶も 淡い恋心でさえも
こぼれ落ちる砂のように消えていく
忘れたくない感情が消えていく
全ては一時の快楽でしかないの?
永遠なんて言葉は信じない
信じてしまったら 壊れてしまうの
甘い甘い蜜に毒牙されてしまいたいよ
貴方の温もりが 誰よりも心地よい
冷たく寂しい 風が泣いている
凍えた水の中 私は 生きている
形あるものはいずれ消えてしまう
なおも求めてしまう 独りは恐ろしく
涙が止まらなくなるから
誰にも知られずに枯れてゆく
一つの命が誕生し 一つの命が散ってゆく
終わりの無い 始まりは存在しないから
この瞬間も 時が過ぎれば見えなくなる
消えゆく定めを ただ見続けるだけ
隣にいる 貴方の存在理由
「生」という喜び 「死」という悲しみが
決して離してくれない この時
誰よりも 貴方の温もりが心地よい
静かに眠りにつく 大好きなこの世界で
貴方がいる ただそれだけ
目を閉じて 再び開いて
貴方の微笑みを見て 私は
再び目を閉じる
死が二人を別つ瞬間も ただずっと
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