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×××××
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作詞 梨夢 |
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どっちなんだろう。
助けてって思っている自分とほっといてって思っている自分。
どうしようもなく辛いのに、死ぬ勇気さえ持ってない自分。
大嫌いだ。
自分を殺してしまいたい。
あんたは強いよ。
俺は切ることさえ出来ないんだ。
生きてる意味がわかんない。
馬鹿みたいに作り笑いして、なるべく敵をつくらないようにして。
何が楽しいんだろう。自問自答したって出てこない答え。
今日こそは自分をさらけだそうって何回も決意して。
だけど、どんなに強く思ったって、口が勝手に嘘を吐くんだ。体が勝手に動くんだ。
裏切られるのが怖すぎて、気づいたら自分から裏切ってたんだ。
いつの間にか周りから人が消えて、一人ぼっちになってた。
慣れてたはずだった。昔からそうだったじゃないか。
誰も見方になんかなってくれなかったじゃないか。
ずっと一人だったじゃないか。なぁ、そうだろ?
頭ではそう思っているのに、心が、体が、言うことを聴かないんだ。
寂しいんだろ?つらいんだろ?
叫べばいいじゃねぇか。助けてって。
一人ぼっちだって決めつける前に、自分を罵って死のうとする前に、
助けてって叫べばいいじゃねぇか。
出来るわけないだろ。
俺は…×××××なんだから。
叫んでも叫んでも、やっぱり誰にも届かなくて、
まぁ、仕方ないやって笑って。
そうやって嘘をつき続けて。
そんな自分が大嫌いだった。ボロボロになって消えちまえって思った。
でも、ボロボロにする勇気もなくて、やっぱりそんな自分が嫌いで。
あぁ、やっぱり俺は×××××なんだなって。
だからさ、もう―。
BAD END
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