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リルラリラララ
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作詞 あーこ |
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リルラリルラ
おかえりなさい
リルラリルラ
いってらっしゃい
リルラリルラ
元気でね
リルラリルラ ルラリラララ
あなたの事は
あなたのパパママや
兄妹の次くらいによく知ってるよ
やせ我慢なとこ
少しおおざっぱなとこ
なのにこだわると止められないとこ
世界中この娘以外
誰も知らないこともあるよ
さりげなく手を握ってくれること
視界を私で埋めてくれること
何より愛をもって共に生きてくれること
やわらかな日々が続くとは思ってない
若すぎる二人に
たぶん「永遠」は遠すぎた
リルラリルラ ルリリララ
離れ離れになるのは
何度も泣いた上理解できたはずなのに
大人になりきれないまま
今日という日を迎えることになったよ
腰掛けた二人と大きな黒のキャリーバッグ
「寒いね」と
ふと久しぶりにあなたの声を聞いたような
それはあまりに鮮明で
あまりにいつも通りの風景で
”大好きで大好きで大好きで
それなのに側にいられない理由などこの世にあるのですか。”
最後の時間
私はただ コンクリートの傷跡を見つめながら闇雲に答えを欲した
リルラリルラ リリリリルリラ
不意にベルが鳴る
旅立ちは なんて悲しい色をした青空のもと
”私は大丈夫だから”
無理やりにほどいた手と手
くしゃくしゃにして笑って見せて
本当はただの涙隠し
最後にくれた
一瞬の痛いくらいの抱擁は
切ないほど
優しかった
1歩、2歩、10m、50m、………
リルラリルラ
ラリラリラル
また逢おうねと叶わない口約束をして
それがきっと
リルルル
二人の最後の恋話
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